私の絵には欠かせない色がある。一つはプルシャンブルー。
小さい頃からなぜか身近に何百種類もあった色見本。
好きな色を父に見せると
「ほほー。その色はミッドナイトブルー。真夜中の青だな」
何か誉められたような満足げな父の声だった。
ミッドナイトブルーとプルシャンプルーは微妙に違うのだが、
絵の具では一番近い。
特にこの画材は圧倒的な力があり、他の色は存在を失う。
いきなり画風をファンタジックにもする。
幼稚園の面接で色を答える質問が出た。どうしても思い出せない。
山吹色だった。
毎日あれやこれや見ていた子供にとってはたんなる黄色は答えではなかった。
そのためかわからないが、もう一つはカドミウムイエロー。
黄色という色をこれほど鮮烈にみせる画材はない。
他の色と混ぜれば濁ってしまい色を失う。
混ざることを頑なに拒否する色なのだ。極めて用途の難しい画材だ。
小さい頃からなぜか身近に何百種類もあった色見本。
好きな色を父に見せると
「ほほー。その色はミッドナイトブルー。真夜中の青だな」
何か誉められたような満足げな父の声だった。
ミッドナイトブルーとプルシャンプルーは微妙に違うのだが、
絵の具では一番近い。
特にこの画材は圧倒的な力があり、他の色は存在を失う。
いきなり画風をファンタジックにもする。
幼稚園の面接で色を答える質問が出た。どうしても思い出せない。
山吹色だった。
毎日あれやこれや見ていた子供にとってはたんなる黄色は答えではなかった。
そのためかわからないが、もう一つはカドミウムイエロー。
黄色という色をこれほど鮮烈にみせる画材はない。
他の色と混ぜれば濁ってしまい色を失う。
混ざることを頑なに拒否する色なのだ。極めて用途の難しい画材だ。
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by yonidasu2009
| 2009-05-21 01:20